すずひらのブログ

気の向くままに書き散らしてるブログ

ヘッドホンアンプ「UD-505」が届いた

金曜の夜にAmazonで購入したヘッドホンアンプUD-505が本日届いた。

金曜の夜に至るまで存在すら知らなかった商品だったものの、調べる程にまさに今の自分が求めている商品だと確信した。当初は、「今はパソコンからの音だけをヘッドホンアンプに通せてるけど、テレビからの音も通したいよな」という欲でしかなかった。ところが商品を色々調べるうちに、「どうせ何か買うのなら、もっと音を良くしたい」という欲求が生まれ、その欲求が瞬く間に巨大化した。

そして、金曜夜から土曜明け方に渡ってひたすら情報収集をした末に、14万円という価格に指先が恐れ慄きながらもUD-505を買った。価格が価格なだけに迷いは強かった。でも何より僕は酒を辞めた。だから買ってもいいはずだ。そんな気持ちが働いた。

まもなく酒を辞めて1ヶ月になる。わずか1ヶ月ではあるけれど、この期間だけで約5万円もの金を節約できている。僕のような飲みだすと歯止めの効かない人間にとって、酒を飲むことで失う金は酒代だけではない。酔った勢いで買うご馳走・酔った勢いで買う必要のない買い物・酔った勢いで頼む○○。それらにも金を使ってしまう。

それだけの金をこの1ヶ月で節約したことと、そして何よりも酒というドラッグを人生から追放した事実。加えて、アルコールが無くてもドーパミンを出せるように回復してきた脳が音楽を欲している。音楽を聴いていると全身が感動で震えるようになった(高校時代もそうだったから、感性が戻った)。これらの点が相乗効果を発揮して、僕に対して「買おう。買うべき。買っちゃえ」と囁きかけてきた。だから買った。買うしかなかった。

 

今日の昼頃に届いてから早速セッティングし、色々なジャンルの音楽やライブ映像で音を聴いたところ、今までとの違いがすぐに分かった。音の奥行きと鮮明さがアップしている。瑞々しさも上がり、より一層本物の楽器音に近づいた。元々のヘッドホンアンプはifiのZEN DACだから、数段階のグレードアップを一気に果たしたことになる。だから違うのは当たり前ではあるけれど、一定の価格を超えて以降は大幅な進化ではなく細かな進化と味付けの違いなのがオーディオの世界。ゆえに「14万円も使ったのに違いが分からなかったらどうしよう」という不安があった。でもそれは杞憂であった。

メインで使っているヘッドホンはベイヤーダイナミックのDT1990proとゼンハイザーのHD800。DT1990proはオールラウンダー、HD800はクラシックや壮大な雰囲気の曲に使っている。それぞれのヘッドホンごとに、ヘッドホンアンプを変えた違いのファーストインプレッションを記す。

 

DT1990pro

元からZEN DACでも十分に鳴らせていたし、このヘッドホンでこれ以上の音は出ないと思っていた。でもそんな思いを裏切りしっかり音質アップしてくれた。音質レベルが1.2倍強化ぐらいかな。

ただテレビからの音に関しては、今までテレビのヘッドホン端子に直挿しだったからもう比較するまでもない。聴いててムカついてくるレベルの音から、聴いてて感動に震える音に変化した。BD再生機からHDMIでテレビへ→テレビから光デジタルでアンプという伝達経路にてライブBDを聴いた感想。

 

HD800

こちらのヘッドホンは、ZEN DACでは鳴らしきれていないと感じていた。「本当はもっと広大な音なんだろうなあ」という感覚がなんとなくあった。そんな僕のHD800が、UD-505という相棒を得て遂に本領を発揮した。このヘッドホンは4年前に購入したので、4年越しに本来の力を出させてあげられた。今までごめんな。

HD800は音質レベル2倍ぐらいあるかも。超感覚だけど感動が倍になった。音場が一層拡がり、高音が伸びていく。ただでさえ綺麗な高音が、一生聴いてたいほど病みつきになる音へと更なる高まりを見せた。何なんだこのヘッドホンは。本当にヘッドホンか?凄すぎ。低音さえもっと出たら完璧な開放型。

 

以上、今時点での印象。

ずっと警戒していたオーディオ沼に入りそうな懸念を抱き始めている。HD800を買った時点でここまではある意味必要経費と言える。でもここから先は完全に沼の領域だ。既にベイヤーダイナミックのT1 2ndを買い、4.4mmバランスケーブルにリケーブルしてる未来が見えている。それだけでまた15万円ぐらいだろうか。……まあ、いっか。一度しか無い人生なんだから、一日でも若い感性を持っている間に思う存分に楽しみたい。60歳になってから気になるヘッドホンを買ったところで、耳が遠くなってたり感性が鈍ってたらもう取り返しがつかない。だから今を楽しむ。そういう理屈を盾にしながら生きていく。

 

翌日追記

HD800はあくまでクラシックや壮大なインスト用で、それ以外はDT1990proってフォーメーションだった。今までは。でもHD800が本領発揮しており、俺が大好きなはずのDT1990proの領域を食ってきている。

でもメタルはHD800では全然無理なのも改めて分かった。メタルを聴くには低音が足りなすぎる。メタルの重低音をDT1990proで聴くのが快感。