すずひらのブログ

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【アニメ感想】SSSS.GRIDMAN

アニメ『SSSS.GRIDMAN』を見たので感想を書く。

所々でちょっと眠くなってしまったものの、最後まで見た感想を一言で言えば、素晴らしい作品だった。

世界観に対する理解があまりできていないものの、この作品においては世界観ってあまり重要ではないと思っている。アカネは本当に神様で、響くんたちは本当に人間なのかもしれない。あるいはそうではなくて、アカネは引きこもってる人間で、響くんたちは仮想世界(ネトゲとか)の登場人物だったのかもしれない。AIが発達しすぎて人間と同等の思考をできるようになってる世界だったりして。でも僕にとってはどっちの世界が正解であっても、本作の見方は変わらない。

僕がこの作品から受け取ったメッセージは、「外の世界は危険と隣り合わせだから、安全な架空世界にこもりたいよね。でもずっとこもってたら心が歪んでしまうよ。だから外の世界にちゃんと戻ろう。大丈夫、仮想世界だろうとそこで出会った人たちとの友情は本物だから、仲間が付いている」というもの。こういうメッセージを受け取れた、良い作品だった。

このメッセージは僕も本当に同意できる。僕自身、現実世界よりもアニメとかゲームの世界で遊んでいるほうが好きなんだけど、ずっと架空の世界に浸ってるとだんだん心が淀んでくる経験をしたことが何度もある。その度、アニメやゲームの世界で楽しんだ思い出を味方に付けつつ、面倒ながらも現実に帰っていった。

アカネちゃんほど深刻な状況ではなく、僕の場合は単なる出不精なオタクってだけなんだけど、それでも本作のメッセージには共感できた。本作を見ている最中、引きこもってアニメばっかり見ていた大学時代を思い出した。ゴミのような生活と言ってしまえばそれまでだけど、全く無駄だったとは思わない。そこで見たアニメから勇気をもらったりしていたからだ。痛いかもしれないけど事実だから仕方がない。

いや、学生時代だけではないな。会社員をしている今だって、土日に完全引きこもりで架空世界に入り込みすぎた日なんかは、月曜日に現実に帰るのがしんどすぎたりする。でもその都度、「あいつら(架空世界の人たち)も頑張ってたし、俺も頑張るかー」って思ってる。35歳にもなって何してるんだろうって思ってしまう面はありつつ、本作を見たことで、架空世界から現実世界へより帰りやすくなったはず。「アカネちゃんも勇気を出して現実に帰ったし、俺も勇気だそう!」って。

痛くなってきたからこの辺で終えよう。素晴らしい作品でした。