すずひらのブログ

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【アニメ】いぬやしきの感想【ネタバレしまくり】

アニメのいぬやしきをたった今全話見終わった、最高。素晴らしい物語をありがとう。この感動の勢いに任せて感想を書こうと思う。ひたすら思いつくままに書いていくだけ。BGMにED曲「愛を教えてくれた君へ」を流して余韻に浸りながら書く。

最終話の映像と曲がめちゃマッチしていて、もう涙が止まらん。犬屋敷さんの自爆シーンとサビ入りのタイミングで鳥肌が立つ。

この作品の魅力はたくさんあるけど、なんといってもキャラクターが特に素晴らしかった。犬屋敷さんみたいな、確固とした軸を持ってる人ってカッコいいなあ。犬屋敷さんを見る俺の目って、作中の安堂君と全く一緒だった。「本物のヒーローだ、かっこいい」

人として間違ってはいるものの、獅子神も最後まで自分の価値観を貫き通したので、ある意味すごい奴だなとは思う。家族と友達は大事にするけど、それ以外の人間は平然と殺せてしまうっていう。小学生の頃から一貫してそういう価値観を持っている人間が不幸にも力を持ってしまったのが悲劇だ。獅子神のおかげで隕石衝突を免れたわけで、全人類を救ったことにはなるんだけど、それでも彼が犯した犯罪はチャラにはならない。他人に対しては徹底的にサイコパスだな。こういうサイコパスって現実では絶対に関わりたくないものの、フィクションにおいては常軌を逸したえげつなさに目を離せなくなる。ひたすらに獅子神の母親がかわいそうで仕方ない。親を悲しませるようなことは絶対にしないと心に誓った。

娘のまりちゃんもお父さんを見直して、こういう展開ってベタだけど大好き。普段は邪険にされてるけど危機に活躍して見直されるってやつ。でもまりちゃん蘇生シーンは、もうダメだと思って悲しみに泣いた。で、蘇生したときは歓喜して泣いた。このアニメは俺を泣かせすぎる。

あと、たまに市井の人にスポットライトがあたるじゃん。ヤクザにさらわれた女の子とか、末期がんの目の下に隈作ってる女性とか、飛行機で帰国中の女性とか。そこまで深掘りしなくてもいいのでは?と思うほどにモブキャラを作ってくる。こういう演出も新鮮で面白かった。

1話を見てる際は、犬屋敷さんのあまりの「頼りないお父さんのステレオタイプ」にげんなりして、見るの辞めそうになった。あと不良のステレオタイプ、反抗期な娘のステレオタイプもね。でも僕の信条として、「アニメは3話までは見る」っていうのがある。どんな物語も冒頭は物語を動かす準備段階だから、多少つまらなくても焦らないほうがいい。長年のアニメ視聴で学んだ知恵だ。ということで3話まで見た結果、完全に見入った。ステレオタイプの何が悪いんだよ、面白ければなんでもいい。で、1日で一気に最終話まで完走した。

最終話で隕石のニュースが流れたとき、「そういえば隕石あったな」と思い出した。犬屋敷と獅子神のバトルに意識を全て持ってかれてたから、隕石なんてもう完全に忘れてたよ。作中の日本人もみんなそうだと思う。前代未聞の大事件が起きてるわけだからね。アメリカがなんとかしてくれるに違いない隕石なんて忘れて当然。

取って付けたような雑に見える隕石展開だけど、いぬやしきの荒唐無稽な世界観と絶妙にマッチしていて、興醒めせずに楽しめた。獅子神の自爆でなぜ軌道が変わりきらなかったのかはわからない。負傷していたから威力が減ったのかな。起動が変わらなかったと分かった瞬間から泣いた。だってもう残された手段はお父さんも自爆するしかないんだから。泣かせポイントの全てで泣いてる。俺のツボを突いてくる。

あと、背景がやたら綺麗だよねこのアニメ。実写っぽいリアルな背景って好きなんだよね。作画も終始良かったから、なおさら作品の世界に没入しまくれた。

感想はそんなところ。感動の勢いに乗せて思いつくままに書いただけのチラ裏だけど、何が言いたいかというと、最高に楽しかったってことだけ。

原作の作者およびアニメスタッフの方々へ。「素晴らしい作品をありがとうございました」