すずひらのブログ

気の向くままに書き散らしてるブログ

ちゃんと完結する物語が好き

今に始まったことでもないけど、いつまでたっても終わらない物語が多すぎる。マンガ、ラノベ、海外ドラマあたりで特に。一体いつまで続けてるんだと。物語の面白さは、波乱万丈がありつつも誰かが最終的に目的を達することにある。いや、別に目的を達しなくてもいい。目的に対してケリが着けばいい。「色々なことがあったけど、最終的にはこうなった」ていうさ。そういう決着がつくのが物語の醍醐味なんだよ。

にも関わらず、マンガ・ラノベ、あと海外ドラマは一向に終わらない作品があまりにも多すぎる。そもそも終わらせる気すら感じられない作品ばかりだ。人気がある限りいつまでも続けてやろうって魂胆が透けて見える。人気のある限り続けるってのはビジネスとして当然なのかもしれないけど、短期的には良くても長期的にはファン離れを引き起こして業界の衰退を招きかねないリスクもあると思う。実際僕は、ラノベには愛想が尽きて今はほぼ触れていない。だって全然終わらないんだもん(ラノベの場合、物語の完結前に休止してしまうっていう最悪のパターンに入る率も高い。さすがに付き合いきれない)。

今に始まった話ではないものの、昔と比べて終わらなさに拍車が掛かってる感覚もある。分かりやすいのでジャンプマンガを例に挙げると、大長編なイメージのあるドラゴンボールは42巻で完結した。42巻のなかで、子供だった悟空に孫ができるまでになった。スラムダンクは31巻、幽遊白書はなんと19巻。わずか19巻の尺で、現代まで読み継がれる物語を描き切っている。

それに比べて今のジャンプマンガってどうなの。ワンピースなんて俺が中1の頃に連載が始まって、35歳のおっさんになった今でも続いている。さすがにやりすぎ。アーロン編まで読んだあたりで、「あまりに面白すぎて、リアルタイムで追っていくと待ち遠しくて仕方がない。だから完結したら一気に読もう」と画策したのが約20年前。以来、完結したワンピースを一気読みするのが人生の楽しみの1つだったんだけど、まさかここまで長く続くとは思わなかった。時が経ちすぎたので興味も消えてしまった。

ワンピースほどの長期連載はさすがにそう多くはないけど、「これ終わらせる気ないだろ」ていう作品に溢れている。なので「物語の醍醐味はどうやって完結するか」勢な僕にとっては、マンガ・ラノベ・海外ドラマは信用ならない。

それに引き換え原作無しのオリジナルアニメはいいよ。放送の尺が明確に定められているから、ちゃんとその尺内で物語を完結してくれる。まあアニメの場合は多くの人が関わって作っているからか、途中で物語が破綻する率が若干高いのがネックではあるけど。でも破綻してでもとにかく何らかの完結をさせるほうが、いつまでも終わらないよりは全然マシ。僕の価値観では。

あとゲームもいいね。もし仮にFateがジャンプマンガだったら、未だに聖杯戦争が続いているかもしれない。でも実際はゲーム1本で壮大な物語を始まりから完結まで描き切った。長々と続けるのではなくてゲーム1本でさくっと完結したからこそ、いつまでもファンの心に残り続ける作品になったんだと思う。未だにテレビアニメ化・映画化・スピンオフ作品が活発なのも、完結した確固たる本編が作品群の中心にドンと鎮座しているからこそだ。

一方で、涼宮ハルヒは長期化しようとして完結できずに失敗した一つの例だ。物語が破綻したっていうより、作者のモチベーションがなくなったのかもしれないけど。完結しないまま休止っていう最悪パターンに入ってしまった。こんな事になるぐらいなら、消失後に最終エピソードを入れて、強引に完結させちゃったほうがまだ良かったよ。業界全体にインパクトがあるほどの人気があったんだから、ちゃんと完結させてたら未だにスピンオフも活発で、Fateのような展開だってありえたかもしれないのに。

完結せず宙ぶらりんなままの物語は、「結局誰が何をする物語だったのか」がわからない。なので語られにくい。考察班が動けない。よって時とともに忘れ去られていく。エヴァだって、めっちゃ物議を醸したラストがあったからこそいつまでも人気が衰えず、新劇を作るに至ったんだと思う。だから物語は完結させることが本当に大事。

 

収集つかなくなってきたから以上。

何が言いたいかというと、「ちゃんと物語は完結しましょうよ」っていうことだけです。おしまい。