すずひらのブログ

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劇場版 機動戦艦ナデシコについて、そろそろ物申したい

『劇場版 機動戦艦ナデシコ』って、とんでもない展開をしたよね。思春期真っ盛りの僕にトラウマを植え付けて、爽やかサッカー部少年から陰キャ帰宅部アニオタへ。ありがとうナデシコ。

一体テレビの最終話から劇場版までに何があったのか、確認せずにはいられなかった。当時は現実よりもナデシコのほうが大事だったので、サッカー部の練習はサボってチャリンコで本屋を巡りまくって、テレビ版と劇場版の橋渡しをするって噂の『機動戦艦ナデシコ―ルリ AからBへの物語 』っていう小説を買い、貪り読んだ。で、顛末は知ったものの納得はできなかった。「え、今までのアキトとユリカの人生はどうなっちゃうの?理不尽すぎない?」ていう、そんな感情ばかりが押し寄せて、僕はサッカー部を辞めた。

劇場版ナデシコで人生の理不尽さを知ったし、人生いつ終わるのか分からないんだっていう前提で行動するようになった。そういう教訓を得られたのは感謝。でもそれにしたってさすがにひどい。SFラブコメでドタバタしたテレビアニメの続きでそれはねえだろ。まじでトラウマになって、「なんで?なんで?寂しすぎるだろそんなの!!」て言う心境だった。だからルリに感情移入しまくったんだろうね。二人を思う気持ちがシンクロした。

未だにアキトとユリカの扱いに対しては佐藤竜雄監督にモノ申したい。それはないだろって。子供心に配慮してよって。学園戦記ムリョウ最高だったよ。宇宙のステルヴィアは趣味じゃなかったけどサトタツだから全話見た。

 

でも、機動戦艦ナデシコがいまだに俺にとってこんな重要な作品なのって、劇場版のアキト・ユリカが理不尽極まりない状況に追い込まれたからなんだろうなあって、今なら思う。もし劇場版が、テレビの延長でドタバタSFちょっとシリアスラブコメディだったら、「あーやっぱナデシコは面白いなあ!さてエヴァでも見るか!」となり、今頃は忘れ去ってたかもしれない。そんな気がする。理不尽だろうとなんだろうと、感情をものすごく動かされた。だからずーっと心に残ってる。それは疑いようのない事実。

でもなあ。それでもやっぱり、劇場版ナデシコのやり方はさすがに無いよ。こんな悲しさをいつまでも覚えてるより、あー楽しかったって言ってサクッと忘れたかった。たかがフィクションなんだから。子供の心に刻むのはやめてくれ、一生引きずるから。

2020年になっても、劇場版ナデシコほどえげつない展開をした物語って俺は知らない。アニメはもちろん、映画・小説など他媒体を見ても。半年追ってきた主人公とヒロインの墓参りから劇場版が始まるっていう。そのあとの展開頭に入らんわ。子供なんだから。

でも感慨にふけってしまう。今頃アキトはどこにいて、ルリは何を思ってるのかなあって。マジでムカつくわ、たかがフィクションの癖に俺の心にそんなに入ってこないでほしい。絶対死ぬときにルリの最後のカットがよぎるの確定してるもん。生きててよかった。

この記事はジャブ。劇場版ナデシコに対しては言いたいことが山ほどあり、その一部を少し書き散らかしただけ。今後も書きたくなったときに発散する。

ナデシコって作品は本当にムカつくし、大好きだし、もう分からん。ありがとう。