すずひらのブログ

気の向くままに書き散らしてるブログ

スタバが嫌いだけど好き

スタバことスターバックスに対して僕はとても複雑な感情を抱いている。その複雑さは日に日に増していき、ついに僕の低スペックな脳みそでは抱えきれなくなった。なので文章を書いて整理しようと思う。

まず大前提として、僕はスタバが嫌いである。その理由は複数あるので箇条書きにする。

スタバが嫌いな理由(店舗によるけど、大体こんな感じ)
・狭い
・椅子が硬い(ソファーもあるけど少ない)
・店内のBGMがうるさい
・カウンター内のハイテク珈琲メーカーの動作音がうるさい
・注文中に席が無くなる恐怖
・激安Windows低スペックPCなので劣等感

これらの理由により僕はスタバが嫌いである。

特に嫌なのが、注文中に席が無くなる恐怖に怯えなくてはならないことだ。後から来店した人が僕より先に注文前に席取りして空席がなくなってしまったら一体どうしたらいいのだ。実際に何度か、僕の大好きなスターバックスラテを店員がのんびりと作っている最中に席が無くなる状況に遭遇した。また、他人がこの状況に陥った光景を幾度となく目の当たりにしている。

この状況は非常に困る。そして恥ずかしい。高いスターバックスラテをわざわざ購入してサードプレイスで寛ごうとしただけの温厚な優良顧客である僕がなぜ恥ずかしい思いをしなければならないのか。非常に腹立たしい。カップが熱いので片手ではずっと持っていられず、5秒間隔で右手から左手へ、そしてまた右手へとカップを持ち替える。持ち替えながら立ち尽くす。「クスクス、あの人席無くなってやんのww」という嘲笑の声が聞こえてきたことは現在のところ幸いにも無い。しかし次は分からない。とても怖い。

店内が混雑しているときなどは、自分が無事に席に着いたあともドキドキしてしまう。「今並んでいるあの人たちはちゃんと席を確保できるのだろうか」と心配になってしまい、気が気でない。

スタバのシステムとしては一体どうするのが正解なのだろう。僕の理解としては、注文前に席を取るのはマナー違反だ。なぜマナー違反と思うかは分からない。幼い頃からの様々な経験を経て自分の体に染み込んだ生活様式としか言いようがない。

しかし最近思う。もしかしてスタバという閉鎖空間においては、注文前に席を取ることが正解なのだろうか。もしそうだとしたら新しい生活様式を習得したい。

しかし一方でこうも思う。もし事実として注文前に席を取るのが正解なのだとしたら、入り口付近にデカデカと「注文前に席をお取りください」と書いておいてほしい。そうでもしてくれないと、僕が新しい生活様式に対応したとしても、まだ対応できていないかつての僕のような古い人間からの「あいつマナー違反だろ、ヒソヒソ」という蔑みの視線が避けられない。

また、席取り用のフラッグも入口付近に常備しておいてほしい。だってフラッグがないと私物を席に置かないといけないことになる。それはセキュリティ面で不安がある。現金10万円が入った財布をこれ見よがしに席取り用に置いたとして、もし盗まれたら誰の責任になるのだ。僕の責任だろう。

というような理由で僕はスタバが嫌いである。それだけなら話は単純だ。ところが冒頭に書いたように、僕のスタバへの感情はそんな単純なものではない。嫌いと言いつつ週に3回は通っている。なぜ通うのか。それは好きだからだ。上述した嫌いな理由は嘘偽りのない事実だ。誇張もしていない。いや誇張はしているかもしれない。でも一方で好きと言う感情も事実として存在しているのだ。

一体スタバの何が好きなのか。答えは単純。あの空間が唯一無二の居心地を僕に提供しくれるからだ。この一言に尽きる。確かに狭いし椅子は硬い。店内はうるさいしマイPCはオンボロWindowsだ。そして何より席が無くなる恐怖及びルールが分からない腹立たしさ。顧客のことを考えるなら接客で笑顔を振り撒くよりも先に席取りルールを明確にしてほしい。それら欠点は確かにあるものの、それらを補って余りあるほどの素敵な空間。

その空間がどこから演出されているかというと、スターバックスという絶対的なブランド力だろう。そう、僕は権威に弱い。「自分は今、あのオシャレなスターバックス様で堂々と過ごしている。俺、大人になったな……」という感傷に浸りドーパミンを放出する。これが快感であるがゆえに、今日も僕はオンボロWindowsを携えてマイ・サードプレイスへと赴くのだ。