すずひらのブログ

気の向くままに書き散らしてるブログ

【アニメ感想】ゾンビランドサガ

ソンビランドサガ面白かったー。感想書こう。ネタバレへの配慮は一切ありません。

 

いろいろな要素がごちゃ混ぜ

ゾンビランドサガって作品を語るときに真っ先に思い浮かぶのが、「いろいろな要素のごちゃ混ぜっぷり」だ。ゾンビ、アイドル、デスメタル、ご当地、ラップ、オトコの娘、ヒーロー戦隊、花魁、スケバン、記憶喪失etc。

とりわけ、ゾンビをアイドルにした点が狂ってる。どんな脳みそしてたらそんな発想が出てくるのか不思議でならない。「ありそうでなかった」ではなく、「まあ、ありえないよね」ていう組み合わせ。

ぶっちゃけ、ゾンビじゃなくても本作の面白さは変わらない気がする。後述するけど、本作の魅力は王道ストーリーとギャグなので、僕にとっては。あ、いやゾンビだからこその笑える展開は色々とあったか……。まあいいや。

とにかく、いろいろな要素のごちゃ混ぜっぷりにより作品全体から醸し出されるカオスな空気がたまらない。2話で、花魁が弾く三味線をバックにゾンビがラップバトルを始める展開には脳が付いていけない経験をした。「デスメタルはどこ行った?」とも思った。脳が付いていけないながらも、あまりのカオスを目にして爆笑した。2話以降はデスメタルどころかラップも消えたもんなあ。やりたい放題が心地よい。

 

でもストーリーは王道

要素のごちゃ混ぜ具合とか個別の場面はカオスなんだけど、全体のストーリーは至って王道なんだよね。それがすごく意外だった。事前情報としてカオスな作品ってのは聞いてたから、ひたすらグチャグチャとしたシュール展開をやり続けるのかと思って見始めた。ところが回を追うごとに、感情移入できるようなキャラクターの葛藤を深掘りしはじめたので、あれ、そういう作品?っていう驚きがあった。

期待していたのはカオスギャグアニメではあったけど、人間の普遍的な葛藤を描くストーリーは物語好きとしてはもちろん大好物なわけで、期待とは違う楽しみを存分に味わえた。

6話辺りから見るモードが変わった気がする。5話までは「思ってたより王道だけど、あくまでギャグアニメ。腹いたい」という目線。ところが6話ごろから「ギャグはふりかけで、各キャラが生前の課題に立ち向かう物語」という目線に変わった。

とはいえギャグアニメとしても大好き。特に巽幸太郎は全ての言動が僕の笑いのツボに入る。こういう、やりたい放題に振る舞う人って好きなんだよなあ。フィクション限定で。彼って何気に優秀なプロデューサーだなとも思う。めちゃくちゃやりながらも最低限押さえるべきところは押さえるし、ちゃんと仕事取ってくるし。

でも一番好きなギャグ展開は、ゆうぎり姉さんによるビンタ後説教だ。え、そう言ってたけどっていうアレ。こういう意味不明なシュールが好き。

 

アイドルアニメに興味が出てきた

僕はアイドルってものに全然興味がないというか、楽しみ方を理解できていなかった。素人に毛が生えた程度の歌と踊りなんかより、プロを見たほうが絶対楽しいでしょって思ってた。でも、ゾンビランドサガを見てアイドルの楽しみ方がわかった気がしている。

アイドルは、成長する過程が楽しいんだと思った。プロの場合、はじめから上手いので成長なんてわからない。ずっと上手い人。プロの技を楽しむ。とてもシンプル。一方でアイドルの場合、初期からどんどん上手くなっていき、その過程で様々なドラマも紐づいてくるんだろう。つまり、技自体を楽しむというよりも、成長とドラマを楽しむ。こういうことなんだろうと、ゾンビがアイドルをしているアニメを見ていて理解できた。ゾンビに感謝したい。

そうなるとアニメ好きとしては、当然ラブライブに興味が湧いてくるってもんだ。アイドルって時点で興味無かったので一切見ていないものの、有名な作品なので存在は知っている。近いうちに見てみようと思う。で、面白かったらブログに書こう。

 

1クールで完結してほしかった

1つだけ残念な点は、1クールで完結しなかったことだな。

僕は基本的に完結した作品しか見ない。どう物語を締めくくるかが最大の楽しみだからだ。なので各キャラの過去を深掘りし始めた時点で嫌な予感はした。1クールじゃ無理でしょ。明らかに尺が足りない。過去の深掘り以外にも語ってほしい謎がある。

大きなやり残し要素でいうと、「ゆうぎりさん、たえちゃんの過去(じゅんこもかな)」および「死んだはずのアイドルと瓜二つ問題」だと思う。どちらも、ストーリー内で語られるのをとても楽しみにしていた要素だった。

とはいえ完結しなかったものは仕方がない。続編の制作が決定したらしいので、気持ちを切り替えて続編を楽しみに待ちたい。

 

感想は以上です。

ゾンビランドサガのような作品ってアニメじゃないと絶対に作れないと思う。実写では不可能、漫画や小説だと表現しきれない。そういう意味で、アニメの魅力を改めて実感できる作品だった。あー楽しかった。